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薬用リップクリーム

この気持ち渇いてしまうまえに

「A.B.Sea Market」に来店したよ!~全体編~

5月13日にA.B.C-Zの2ndアルバム「A.B.Sea Market」が発売された。
初回Aに収録されている『渚のBack In Your Heart』はまだ聴いていないが(聴いたら追記します)、とりあえず全曲聴いてみての感想を書いていこうと思う。


《アルバム全体の感想》


①実験的・挑戦的なアルバム
初のオリジナルアルバムだが、A.B.C-Zらしさを残しつつ新境地に挑む姿勢が見えた。
それは今までA.B.C-Zが“あえて”避けてきたような曲、そして“ありそうでなかった”曲が多いように思えたからである。特に2曲目の『The Name Of Love~誓い』はかなりチャレンジしたなという印象を持った。初回Bボーナストラック『Summer上々!!』もそうだろう。対して、3曲目『どこまでHappy!!!』や9曲目『メクルメク』などは、これまでのA.B.C-Zらしさを加えつつも“ありそうでなかった”曲なのではないかと思う。


②曲数が少ない
「Market」と題しているのでその名の通り様々なタイプの曲が揃ってはいるのだが、ソロ5曲を抜くと新曲は5曲、初回ABボーナストラック合わせても7曲しかなく(通常盤ボーナストラック2曲は初音源化というだけなので除く)、若干少ないというか、なんだか物足りないような気になってしまった。
今回のアルバムと同じく、メンバーのソロがアルバムのラインナップに組み込まれている嵐の「One」というアルバムがあるのだが、この「One」もシングル曲やソロ曲を除くとアルバム曲は7曲しかなかった。それなのにボリュームを感じられたのは、
・収録されているシングル曲が『サクラ咲ケ』の1曲しかないこと
・7曲全てを1枚のCDに入れたこと
この2つが理由なのではないかと思う。
シングル曲の『Legend Story』『僕らのこたえ~Here We Go~』は一度特典CDで音源化されているので、どちらか1曲のみ収録してもう1、2曲新曲を入れるということもできたし、色々な世界観の曲があるからこそ短いインスト曲でアクセントをつけてもよかった。それが③にもつながっていく。


③曲順・ボーナストラックのチョイス
アルバムの完成度において、曲順って本当に本当に大事なんだなと気づかされました。
まずもう1曲目に1曲目感がゼロ。超絶良曲なだけに本当に惜しい。1曲目が違えば2曲目も違うし3曲目もぜーーーんぜん違う!(笑)曲順決めたやつ出てこーい!!!!!!!
それぞれの曲は良いのに流れがつながっていないというか、いつまでもアルバムの世界にスッと入れない。入れないまま戸惑いながらシンデレラ城に迷いこんで橋本王子様に助けてもらうんだけど、4曲目で。なんか個人的にまったくしっくり来ない曲順だった。今からでも考え直してほしい(笑)
そうなるとやはり『Summer上々!!』が初回Bラストに来るのは本当に違うなって思うんですよ。ダンス・アクロバット隊、バンドで言うドラムとベースのリズム隊なるメンバーが、初めて歌でフィーチャーされる曲がどうしてボーナストラックなのかと!!!!!!
今回初音源化のシングル曲『SPACE TRAVELERS』『Finally Over』が通常盤ボーナストラックなのも正直意味が分からない。こんなもったいなさすぎるボーナストラックは初めて見た。
多種多様な曲を集めて「A.B.Sea Market」ならこの4曲もラインナップにちゃんと組み込んでほしかった。マジでここは惜しいなと思う。(ファンに複数枚買わせる商法だと言われればそれまでなのだが)


一言で言うと“惜しい”に尽きる。しかし「これ1曲でアルバムの元取れるな?」という良曲もあれば、A.B.C-Zの新境地を開いた曲もあるし、初収録のソロ曲は五人五色で、聞き応えはじゅうぶん。地味な印象を受けるかもしれないが(実際私は一巡して「地味かな」と思ってしまった側の人間)、いつまでも聴いていられるアルバムになったのではないかなと思う。
しかしこれはまだ「1stオリジナルアルバム」。このアルバムを受けて2枚目、そして3枚目はどうなるのかが今から楽しみです。



各曲の感想は気が向いたらやりまーす!